Faq
よくある質問
土地、既存建物に関するご質問
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Q.1
土地探しは何を確認すべきでしょうか。
専門家でなくても得られる情報を教えてください。まず、価格と広さに加え、敷地ごとに定められている『建蔽率』や『容積率』、『高さ制限』 によって敷地に対して建物が建てられる面積や高さ等が決まります。これらは予め土地の 資料や各市の都市計画の HPよりご確認いただけます。 周辺の建物の状況を含め、どの程度の採光や通風が期待できるかを現地でご確認いただくことも重要です。これらは大きく住み心地を左右します。 そして、洪水や津波等、がけ崩れの災害履歴の有無も、その土地と付き合う上で重要な情報です。こちらは各自治体のハザードマップ等でご確認いただけます。地盤の固さについては、詳細は個々の土地での地盤調査が必要ですが、下記サイトからもある程度知ることは出来ます。 地盤サポートマップ -
Q.2
土地の選びのご相談もできますか。
弊社では土地選びのご相談は無料で承っております。 土地が決まっていなくても、ご相談は歓迎です。 さらに特定の敷地を踏み込んでご検討されたい場合、土地の簡易測量と、役所でのチェックなどを含めた有料の土地~プランニングの有料相談も承っております。 土地探しに建築士が関わることで、法的な条件の整理・設計面からみた有利な土地の選定・費用面でのリスク軽減が出来ますので、不動産屋さんの情報だけで購入に至る前に、候補の土地と併せてご相談頂きたく思います。 -
Q.3
変形地や斜面地、
狭小地でも依頼は可能ですか?可能です。 特殊条件の土地に建てるのがマイナスではなく、その土地の条件を活かしたお住まいになるように、設計施工でご提案をさせて頂きます。 (ただし、土地自体に危険性や近隣関係上の難点がある場合は、お引き受けいたしかねる場 合がありますので、予めご相談ください。) -
Q.4
市街化調整区域や崖が隣接する敷地でも依頼は可能ですか?
市街化調整区域は基本的には新築や増築は不可になります。 基本的には農小屋の新築や既存の改修などに限られます。 がけ地は条例によって擁壁を新たに設置したり、がけ地から十分な離隔をとったり、何よりも実際の安全性を確保するために土地代に加えて造成費用が大幅に必要な場合があります。 申請にも通常より半年以上の時間が必要な場合がありますので、まずはご相談ください。 -
Q.5
候補の土地が北西角ですが、
快適な家づくりが可能でしょうか。方角について、北面は暗いといわれますが、開口部を大きく確保すれば、年中安定した明るい間接光を確保でき、リモートワークの需要が増えた昨今では有利な方角です。 西面は午後の西日の眩しさや暑さが懸念される一方、適度に日射を遮る設計を行えば、午後は明るく、日射を活用して冬季に熱効率の良い家にすることも可能です。 弊社では設計から施工まで、トータルでご提案しております。 -
Q.6
築100年近い古民家ですが、改修可能でしょうか。
実績がありますので、まずはご相談ください。
現地を見させていただくか、お写真などをもとに状況を判断し、適切な耐震、断熱、間取り変更を含めてご提案いたします。 -
Q.7
中土居工務店での土地の紹介やローンの提携などはございますか?
当社は経費をなるべく抑えて住宅の建設実費に活用したいという想いもあり、不動産部門やファイナンシャル部門を設けておりません。ご不便をおかけしますが土地やローンについては基本的にお客様でお探し・ご検討いただく形になります。 弊社にて前向きにご検討いただける場合は、懇意にしている銀行様や不動産屋さん、お客様に合った土地をご紹介させていただくことも可能です。 特に八尾~東大阪エリアや北摂エリアでお探しの場合は、地域密着の不動産屋さんからの土地情報をご紹介させていただきます。 -
Q.8
ローンを組む際に注意すべきことはありますか?
注文住宅を建てる場合は、どのような流れになるにせよ、土地を先行して購入・入手することになります。その際に、大きくは『二本立てのローン』と『つなぎ融資』というローンのタイプがあります。上記ワードを検索に掛けますと様々なサイトでの詳しい説明があります。(当社はリスクの多い『残クレローン』には対応しておりません。) 注意すべきこととして、ローンを組んでから建物を着工するまで、建物竣工までに期限が定められているローンがあります。 その場合、当社とのスケジュール調整が必要になりますので、あらかじめご相談頂きたく思います。
業務内容に関するご質問
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Q.1
設計の伴わない小規模なリフォームや
耐震診断、外壁や屋根改修だけでも
施工は可能ですか?弊社では50年にわたり、小規模なリフォームや耐震診断、改修の実績が多くありますので、随時承っております。 -
Q.2
現場を見学することはできますか?
はい、家づくりをご検討中のお客様や建築を学ぶ学生さんを対象に現場見学も承っております。弊社では日頃より自社大工による徹底した現場の清掃管理を行っておりますので、施工現場の有無にもよりますが、特定の日を設けず、随時ご案内をさせていただきます。お問合せページよりお気軽にご相談下さい。 -
Q.3
店舗の設計や施工もお願いすることはできますか?
はい、当社では設計から施工までを一貫して承っております。 デザインがある場合でも、内容によっては施工のみのご相談をお受けすることもありますが、コストや納期の関係でお断りする場合もございます。 無垢材のカウンターや左官仕上げを取り入れた上質な店舗づくりなど、これまでにもさまざまな実績がございます。 また、設計のご依頼状況にもよりますが、設計から完成までおおよそ半年~1年ほどお時間をいただくことが多いです。 どうぞ余裕をもってご相談いただけますと幸いです。 -
Q.4
造作家具だけの設計、設置も可能ですか?
承っております。造作家具は空間に合わせて唯一のものを設置することが可能です。 (施工費+設計料を頂いております。) -
Q.5
日曜、祝日、PM7時以降のご相談や打合せは可能ですか?
事前に余裕をみてご相談いただければ、可能です。 (通常営業時間外ですので、ご対応できない場合もあります。予めご了承ください。) -
Q.6
相見積もりは対応可能ですか?
当社では設計から施工までを一貫で行っており、一貫で行うからこそ実現できる品質を大切にしております。当社が責任をもって施工する限りは構造等についても合理的で安全なものを設計段階から提供したいと考えておりますので、大規模改修・新築の場合は他のビルダーさんやお施主様がご自身で作成したプランの相見積は承っておりません。 弊社の検討したプランと超概算をもとに、他社さんのご提案と比較検討いただき、契約前の判断材料 としていただくことは可能です。(相談料は無料ですが、プラン作成は有料となっております。) 詳しくは家づくりの流れより、ご確認ください。 -
Q.7
古い中古住宅の内装と水回りだけを変えたいです。間取りは施主側で考えていますが、お見積りしてもらうことは可能ですか?
間取りを変更しない内装のみの模様替えであれば、問題なく対応可能です。 一方、間取りの変更や構造体に関わる工事を行う場合は、まず耐震診断を実施したうえで、お見積りや工事の流れをご案内しております。 なお、内装の変更だけをご希望の場合でも、昭和末期から平成にかけて建てられた中古住宅は、建物の状態や耐震性に不安があることが多く見られます。 そのため、正確なお見積りと安全性の確認を行うため、有料の現地調査と耐震診断をご依頼いただくお客様がほとんどです。 -
Q.8
施工対象エリアはどこまでですか?
弊社から片道約1時間県内を目安の施工対象エリアとしております。 詳しくは About ページよりご確認ください。 Aboutページへ -
Q.9
御社の対応地域外で新築住宅を検討中です。設計だけでもお願いすることは可能ですか?
弊社の施工でなくとも、協力する設計事務所により、弊社同等の仕様性能、コンセプトにて設計のみ請負をさせていただくことは可能です。お気軽にご相談ください。 -
Q.10
御社と提携関連のない設計事務所のプランをもとに、実施設計を行っていただくことができますか?
設計は基本設計から実施設計まで、すべてにおいて設計事務所の色が表れるものです。 したがって、途中から設計を分担し、設計業務を行うことはかえってやり取りが煩雑となり、責任分担があいまいとなる事が多いので、行っておりません。 -
Q.11
御社と提携関連のない設計事務所のプランをお見積もり+施工いただくことは可能でしょうか。
設計の内容やスケジュールによりますので、一度ご相談ください。 ただし、お見積費用は別途頂いております。(お見積もり費用は工事契約に至った場合には通常の工事経費内に充填いたします。) 弊社では明朗なお見積もりをさせて頂きたいと思っていますので、なるべく実施内容の図書をご提示頂いたうえで検討、お見積もりいたします。 -
Q.12
住宅完成後の定期点検やメンテナンス、さらには100年先など、長期的な目線での建物の維持管理について安心してお任せできるかどうか知りたいと思っております。
定期点検は、1年・3年を基本として実施いたします。 その後は、5年・10年などの節目に、必要に応じてメンテナンスや追加点検を行います。 長期優良住宅の場合、定期的な点検や補修が義務付けられており、適切に手入れを続ければ、おおよそ100年持つといわれています。 メンテナンスフリーの建物は存在しないため、ローンを組まれる際には補修などの費用も考慮していただくようお願いしています。 また、当社では認定メーカーのみが施工可能な特殊工法は使用せず、将来的に手を加えやすい一般的な在来軸組構法を採用しています。 完工時には図面や構造図データをお渡ししますので、将来当社以外でも改修がしやすく、世代を超えて長く資産として活かしていただけます。 https://nakadoi.co.jp/warranty
費用に関するご質問
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Q.1
最大手のブランド企業よりも安い価格で、デザインや性標準仕様は標準仕様は能が優れる住宅を手がけられる理由を教えてください。
弊社は小さな施工会社で、大規模な展示場や、広告宣伝、営業担当を設けておりません。 そのため、ブランド企業では広告に回される費用の多くを質の高い材料費や設計費、自社大工の手間といった建物に実際に使われる部分に使うことが出来るためです。 -
Q.2
予算が厳しいのですが、中土居工務店の新築住宅の坪単価帯は?
格を面積(坪)で割ったのが坪単価ですが、実は各社によって算定の仕方、内訳もそれぞれです。 正直なところ、坪単価比較はあてにならないと考えています。 また、弊社は建売住宅のように、決まった仕様を設けず、一つ一つプランから施工まで個別に住まいづくりに向き合っています。 そのため、固定した坪単価提示は行わず、お客様のご予算帯やご要望をもとにご提案をしております。 広さを絞る、仕上げを合板現しにする、設備や間取りを簡易にする等の設計の工夫で、ある程度総額を下げることが出来ます。 ただし、量産住宅のような規格生産が可能にする価格帯(税込坪~70万円台)では、弊社が得意とする一品生産の住まいづくりが難しく、お力になれない場合がございます。 -
Q.3
設計料はいくらくらい必要ですか?
間取りの変更や設計者によるインテリアのコーディネートが不要な小規模なリフォームや耐震診断については、設計料は頂いておりません。 新築や大幅な間取りの変更を伴うリノベーションでは、一貫設計施工の条件のもとで、工事費の6%前後を目安とさせて頂いております。 -
Q.4
デザインや自然素材の選定は不要で、間取りも建売住宅と同等でよいです、性能だけは良い住宅が欲しいです。
弊社でお力になれれば幸いですが、このような場合は特に高性能住宅を扱われている他社大手メーカー様の方が低価格で早く作られます。 その点を踏まえたうえで、価格やスピード以外の価値、弊社のモノづくりへの考え方や自社大工による施工等を重要視頂ける場合は、弊社が関わらせていただくメリットがあると思いますので、お問い合わせください。 -
Q.5
補助金の申請費用は必要ですか?
必要経費となります。 補助金の書類作成および申請費用は、補助金額の30%を目安に頂いております。 -
Q.6
初期のプランニングにかかる費用と時間をお教えください。
土地が決まっている場合、ご要望を頂いてから1ヵ月を目安にお時間を頂きます。 プランニングに加えて温熱計算や構造計算、日射計算、ローン時に提出いただける超概算(資金計画表)を作成させて頂きます。 費用は土地・建物の規模にもよりますが、二階建ての木造住宅で税別5~10万円前後を目安にお考えください。 -
Q.7
大手のハウスメーカーでは契約時以降の物価高騰により追加コストが必要になると聞いたことがあります。御社では物価高騰に対してどのように応じていますか?
ご契約後、お客様のご判断による仕様の変更等は勿論、増額等を計上させて頂きますが、仕様が変更されない場合の物価高騰要因については、ご契約時以降の増額を弊社ではご請求しておりませんので、ご安心ください。
設計に関するご質問
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Q.1
標準仕様はありますか?
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Q.2
敷地になるべく大きな家を建てたいのです。どう思いますか。
広い空間のメリットとデメリットを長い時間軸で検討頂き、有効利用できる広さのバランスを考えて家を作るべきと思います。 例えば、大きな個室は必ずお子様が家を出られたときに空室となります。 また、気積の大きな家は、それだけでお掃除の手間や冷暖房負荷、初期の建設コストがかかります。 敷地目一杯に家を建て、通風や採光が配慮されなければ、どんなに家は広くても外部空間が有効利用されない結果、じめじめと暗い部屋が連なることになります。 ゆったりと大きく作る部分と、コンパクトな部分のメリハリをつけるのはどうでしょう。 個室を小さなブース程度とし、将来は開け放って使える間取りもいいかもしれません。 他にも方法は様々です。本当に必要な広さ、敷地への配置計画を含めてご提案いたします。 -
Q.3
建替えかフルリノベーションで
迷っています。決め手はありますか?リノベーションの場合、既存建物の状態、築年数、活かすべき構造の有無等も重要な判断材料になります。古いものを活かし、新築住宅には無い風合いを付加価値としてご提案することが可能です。 一方で、気密性能や断熱性等、何よりも新しさを重視される場合は、建替え新築をお勧めします。最終的にはお客様の価値観と、既存建物の状況が決め手になると思います。 弊社ではリノベーションの際の診断も行っております。詳しくは家づくりの流れよりご確認ください。 -
Q.4
平屋を検討しているのですが、対応可能ですか、また平屋は暗くならないですか?
平屋住宅は、バリアフリーの観点や庭とつながるお住まいから、利点が多くあります。 一方で、敷地一杯に平屋を建てると、その利点が活かせない事や、ご懸念の採光面でも不利になる場合があります。そのため、平屋住宅は土地の広さに応じた配置計画、植栽計画、採光計画が肝です。 弊社では平屋の実績もありますので、お気軽にご相談ください。 -
Q.5
閉鎖的な子供部屋や個室は不要で、仕切りブース程度でよいです、また外部とつながるワンルームのような住まいが希望です。可能ですか?
弊社では設計事務所との協働で、通常の建売りプランとは一味も二味も異なる空間づくりが可能です。お気軽にご相談ください。 -
Q.6
街に開いた店舗空間が併設された家が夢なのですが、可能でしょうか?
弊社では設計事務所との協働で、街に開いた兼用住宅、店舗付き住宅なども多く実績がございます。 用途地域によって、店舗付き住宅が認められていない場所もございますので、お気軽にご相談ください。 -
Q.7
住宅には家庭菜園が出来る庭を設けたいですが、設計にも関わりますか?
植えるお野菜にもよりますが、午前中の太陽光が十分に得られないと、うまく育たない場合が多く、建物配置から検討する必要があります。また、作業スペースや外部の倉庫もある程度必要になりますので、設計段階からご相談ください。 -
Q.8
新築住宅の設計~施工~引渡しまでの期間はどれくらい必要ですか?
弊社は小さな工務店ですので、年間棟数を絞り、一貫施工にてご対応しております。 その為、大中規模のビルダーさんと比べると、お時間を頂くことになると思います。 土地を既にお持ちで、ご予約待ちが無いことを前提としますと、ヒアリングから現地調査を経て、プランと概算作成までに3~6カ月、その後、詳細見積作成、確認申請に3~5カ月、工事着手からお引き渡しまでに6~8カ月、トータルで1年+αをあくまで目安としてください。 -
Q.9
キッチンやお風呂、洗面台等のメーカー指定はありますか?
弊社ではメーカー指定は行っておりません。 特殊な海外メーカー等でない限り、お客様のご指定のメーカーでの対応も承っております。 特にご指定が無ければ、弊社の実績のあるメーカー(TakaraStandard,TOTO等)からご提案をさせて頂くことが多いです。 また、メーカー品でなくとも、造作でキッチンを制作することもできます。 -
Q.10
自然素材や手仕事の仕上げを用いるうえで、知っておくべきことはありますか。
自然素材、例えば木材や石材、土を用いた陶磁等は一つとして同じものがありません。 色ムラ、柄の不揃い、経年による変化、伸縮による細かな亀裂等が発生しうることを前提に、それらの変化も楽しんでいただく心構えがまずは重要です。 また、自然素材は化学物質で出来た建材よりもお手入れが必要なものがございます。 その分、自然素材はお手入れをすることで長く持ち、風合いのある経年変化が楽しめます。 これらを踏まえたうえで、素材の風合いを楽しんでいただける方に自然素材の仕上げをお勧めしています。 -
Q.11
左官材料を外壁や内部仕上げに用いたいが、知っておくべきことはありますか?
現代の住空間は伸縮膨張が少ない大量生産の建材が多く、少しのひび割れでも家の倒壊に繋がると懸念される方が多いですが、昔から左官材料は伸縮し、多少ヒビが入るものとして大らかに受け入れられてきました。 どんなに腕の良い職人が入念に仕上げても、経年や下地の伸縮による左官表面の細微なひび割れ、汚れ、白華は完全に防げるものではありません。(室内の左官材料、珪藻土や漆喰でも同様です。) 金属サイディングなどに比べると、上記のように変化もしやすく、メンテナンス性も劣ります。 一方で、見た目の風情や格調という点では、経年変化を含め、左官にしか出せない味というのもございます。 そのような経年変化を含めた素材の風合いを楽しんでいただける方に左官材料をお勧めしています。 -
Q.12
高気密住宅は息苦しさはないのですか?
ありません。気密性の高い住宅では隙間風が入らない分、計画的な換気システムを使って効率的に新鮮な空気を取り入れます。換気システムがしっかりしていれば、室内の空気質を保ちながら、エネルギー効率の良い暮らしができます。一方、気密性が中途半端に低い住宅では、換気設備を設置しても効率的な換気が行えないため、部屋中央の空気が淀むなどのリスクもあります。 -
Q.13
第一種換気設備の導入は可能ですか?(床下エアコン含め)
第一種換気の設置にもちろん対応おります。第一種換気は、結露リスクの少ない基礎内空気を直接給気する方式のMAHBEXさんの「澄家」を採用しています。 MAHBEXさんのHPへ(外部リンク) -
Q.14
パッシブ住宅の設計は可能ですか?
パッシブ住宅はドイツパッシブハウス研究所が規定する省エネルギー住宅で、ZEHよりも厳しい高断熱、熱収支の計算が必要です。 太陽光や風といった自然のエネルギーから、快適な空間を得ることが可能です。 その分、周辺の建物の日影等を考慮した土地の日照状況や地域の気候をもとに計画することが必須となります。 土地条件や費用も関わりますので、まずはご相談ください。 -
Q.15
推奨しない商品や仕様はありますか?
当社では大工や職人の技術を取り入れ、健康にも良い家創りを行っており、デザインも建売住宅とは差別化を図っています。 自然素材しか使わない等の強い規定はありませんが、家創りのプロとして新築・大規模リノベーション時には、これまでの経験上、劣化が多いもの、デザインが野暮になりそうなものは使わないようにしています。特に以下は取り入れないようにしています。 「ウレタンフォームの吹付断熱材」 「農薬系白蟻駆除剤」 「疑似木調シートの建材」 「疑似柄調の外壁サイディング」 「軒のない家」 「メンテナンスが容易でない全館空調」 「人口芝」 -
Q.16
基礎断熱について、断熱性は有利だが、シロアリに弱いということを聞きましたが、シロアリ対策としてはどのようなことが可能でしょうか?
下記の方法を組み合わせることにより限りなくリスクを減らすことが可能です。 ・基礎断熱材は基礎の内側に設ける。 ・パッキンといわれる基礎と土台の間に設けるものを、白蟻が登れないようにする白蟻返しのパッキンにする。(更新情報の施工現場で見て頂けます。) ・床下点検口を設け、定期的なメンテナンスが可能な仕様とする。 ・人体に優しく、揮発性のないホウ酸系の防蟻材を塗布する。 -
Q.17
壁内結露の対策はどうお考えでしょうか?
断熱材の室外側には通気層を設け、断熱材の室内側には防湿層を設けます。 通気層は、室内から入った湿気を外へ排出し、万が一雨水などが内部に侵入した場合も外気を通して乾燥させられます。 室内側の防湿層は室内から断熱材の中に湿気が流入し、結露することを防ぎます。 上記は一般的な施工方法で、この方法を適切に施工出来れば、壁内結露はめったに起こらないと考えてもいいです。 設計段階で、更に環境ソフトを用いて具体的な仕上げ材などを数値入力することにより、結露のしにくさを確かめることが出来ます。 -
Q.18
外壁は左官が一番見た目がよいと思うのですが、メインテナンス性はどうでしょうか?
使う製品にもよりますが、概ねコストのかかるものほど、メンテナンス性は良いと言われています。 バランスを鑑みて一般的な左官仕上げの選択肢であるジョリパットをお勧めしています。 ジョリパットは日本の多湿地帯における塗り壁として開発されたものですので、左官仕上げに付きまとうひび割れや汚れが比較的つきづらいものです。 メーカーでは10年に1度程度の塗替えを推奨しています。 また、軒を出し、雨がかりを防ぐことは左官仕上げに関わらず、外壁の保全に有効ですので、場所に応じて軒を計画します。 -
Q.19
窓サッシは断熱を考えると樹脂サッシだと思うのですが、アルミ複合サッシとの差はどの程度でしょうか?
アルミ樹脂複合サッシは、樹脂サッシよりも若干性能は劣りますが、枠の強度は高い(万が一飛散物等があっても割れない)ので、一長一短です。 LIXIL TWシリーズなど、断熱性能が樹脂サッシに迫るほど高いものもあります。 意匠的にも、樹脂サッシは野暮ったくなるので、リビング等は、複合サッシや木製制作建具を使うようにしています。 -
Q.20
長期優良住宅や低炭素住宅にも対応できますか?
可能です。 設計着手時に、お申込みいただければその仕様にてお見積り、設計を進めさせて頂きます。 通常のスケジュールより2ヵ月ほど余分に申請のお時間がかかるのと、手数料や申請費用を合わせて税別30万円ほどの費用を頂いております。 長期優良住宅については以下よりご確認ください。 https://nakadoi.co.jp/newhouse -
Q.21
GX志向型住宅にも対応できますか?
可能です。ZEH仕様やGX志向型住宅にするかどうかは、コストとも大きく関わります。 補助金のために無理にすることはありませんが、初めから太陽光パネルをご希望で、断熱等級も高い水準をご希望であれば、費用や仕様に合わせて適切な補助金のご提案もさせて頂きます。 弊社に限らず、太陽光パネルや設備投資にかかる費用は基本的には補助金を上回りますので、全体の工事費は増になりますが、メリットも多くあります。 以下の記事にて詳しく記載しております。 https://nakadoi.co.jp/update/information/3096 ※GX志向型住宅は人気のため、タイミングによっては政府の補助金が上限に達し、受け取れない場合があります。事前にスケジュール調整をお願いしております。 -
Q.22
耐震等級は品確法と許容応力度計算があると思います。後者の認定をとることはできるのでしょうか。また、その必要性はあるのでしょうか?
当社では品確法による耐震等級3を基本としておりますが、許容応力度計算の等級3の方が、さらに一段階耐震性が高く、防災施設に求められるレベルの耐震性になります。 熊本地震では、品確法の等級3でも倒壊事例はなく、比較的損傷も軽度であったため、必要性は既存か新築の違い・お客様が長期的に住まいに求めるものの考え方にもよります。 更にワンランク上の安全・安心を求める場合や、建物自体の形状が複雑な場合は許容応力度計算による等級3を取得しています。 状況に応じ構造事務所に依頼することも、自社で行うこともあります。 許容応力度計算の等級3は経費的、申請受理にかかる時間的に品確法の等級3よりも必要になるため、お客様と相談の上決定しております。 -
Q.23
一部RC造などにすることも対応可能ですか?
はい、コスト的には大きくなる傾向にはありますが、地下車庫や防災面が有利であったり、打放しコンクリートの風合いを生かしたお住まいにすることが出来ます。 一部RC造、木造の混構造の住宅も手がけておりますので、ご相談ください。 -
Q.24
天井につく眩しい照明が苦手です。間接照明や暗さをベースとした住宅の設計は可能ですか?
可能です。 基本的には住空間全体を均一に照らすのではなく、明るさが必要なところに応じて明かりを灯し、雰囲気を出すような照明計画をご提案しております。 計画に応じて、照明プランナーの方に協力してもらいながら、ダウンライトの存在感を極力なくし、間接照明やペンダント照明などを主として設計をした住宅の実績もありますので、お気軽にご相談ください。