Faq
よくある質問
土地、既存建物に関するご質問
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Q.1
土地探しは何を確認すべきでしょうか。
専門家でなくても得られる情報を教えてください。まず、価格と広さに加え、敷地ごとに定められている『建蔽率』や『容積率』、『高さ制限』 によって敷地に対して建物が建てられる面積や高さ等が決まります。これらは予め土地の 資料や各市の都市計画の HPよりご確認いただけます。 周辺の建物の状況を含め、どの程度の採光や通風が期待できるかを現地でご確認いただくことも重要です。これらは大きく住み心地を左右します。
そして、洪水や津波等、がけ崩れの災害履歴の有無も、その土地と付き合う上で重要な情報です。こちらは各自治体のハザードマップ等でご確認いただけます。地盤の固さについては、詳細は個々の土地での地盤調査が必要ですが、下記サイトからもある程度知ることは出来ます。地盤サポートマップ -
Q.2
土地の選びのご相談もできますか。
弊社では土地選びのご相談は無料で承っております。土地が決まっていなくても、ご相談は歓迎です。当社は不動産事業を行っておりませんが、建物側から考えると、どのくらいのコストを土地に見ておくべきか、土地を選ぶ際の建築側からみた注意するポイント、規格プランでは一見不利でも、注文住宅では良い住空間にできる土地などもお伝え出来ると思います。
土地選びの際は、設計施工のご提案になるため、施工会社の縛りが無い「建築条件なし」の土地を候補にご検討ください。
土地候補が絞れれば、設計提案(有料)にて、CGや専用ソフトを用いながら、その敷地でどのような採光が期待でき、どんなプランが可能かアウトラインからご提案いたします。 -
Q.3
変形地や斜面地、
狭小地でも依頼は可能ですか?可能です。 特殊条件の土地に建てるのがマイナスではなく、その土地の条件を活かしたお住まいになるように、設計施工でご提案をさせて頂きます。
(ただし、土地自体に危険性や近隣関係上の難点がある場合は、お引き受けいたしかねる場 合がありますので、予めご相談ください。) -
Q.4
候補の土地が北西角ですが、
快適な家づくりが可能でしょうか。方角について、北面は暗いといわれますが、開口部を大きく確保すれば、年中安定した明るい間接光を確保でき、リモートワークの需要が増えた昨今では有利な方角です。西面は午後の西日の眩しさや暑さが懸念される一方、適度に日射を遮る設計を行えば、午後は明るく、日射を活用して冬季に熱効率の良い家にすることも可能です。
弊社では設計から施工まで、トータルでご提案しております。狭小地、変形敷地、北西向等、不利と思われる条件も、その利点を生かした設計が可能です。お気軽にご相談ください。 -
Q.5
築100年近い古民家ですが、
改修可能でしょうか。実績がありますので、まずはご相談ください。
現地を見させていただくか、お写真などをもとに状況を判断し、適切な耐震、断熱、間取り変更を含めてご提案いたします。
業務内容に関するご質問
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Q.1
設計の伴わない小規模なリフォームや
耐震診断、外壁や屋根改修だけでも
施工は可能ですか?弊社では50年にわたり、小規模なリフォームや耐震診断、改修の実績が多くありますので、随時承っております。 -
Q.2
住宅ではなく、外構や家具などの設計も
お願いすることはできますか?弊社では設計施工で、植栽計画を含めた外構や小規模な増築、店舗等の非住宅、オフィスの造作家具を含めた内外装の計画等も柔軟に承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。 -
Q.3
他社にも並行して相談に行っていますが、
お話を聞いてもらうことはできますか?はい、もちろんです。他社の間取りや家創りにご納得できない方や、数社を比較検討されたい方はぜひお越しください。プランニングは有料となりますが、相談は無料で伺っております。 -
Q.4
日曜、祝日、PM7時以降の
ご相談や打合せは可能ですか?事前に余裕をみてご相談いただければ、可能です。
(通常営業時間外ですので、ご対応できない場合もあります。予めご了承ください。) -
Q.5
相見積もりは対応可能ですか?
弊社では設計から施工までを一貫で行っており、一貫で行うからこそ実現できる品質を大切にしております。そのため、他のビルダーさんやお施主様がご自身で作成したラフプランの合見積+施工は承っておりません。
弊社のプランと超概算をもとに、他社さんのご提案と比較検討いただき、契約前の判断材料 としていただくことは可能です。(相談料は無料ですが、プラン作成は有料となっております。)詳しくは家づくりの流れより、ご確認ください。 -
Q.6
施工対象エリアはどこまでですか?
弊社から片道約1時間県内を目安の施工対象エリアとしております。詳しくは About ページよりご確認ください。
Aboutページへ -
Q.7
中土居工務店の対応地域外で新築住宅を検討中です。
設計だけでもお願いすることは可能ですか?弊社の施工でなくとも、協力する設計事務所により、弊社同等の仕様性能、コンセプトにて設計のみ請負をさせていただくことは可能です。お気軽にご相談ください。 -
Q.8
基本設計のみ他社の設計事務所で行い、
詳細な実施設計や施工を御社で
お願いすることは可能ですか?設計は基本設計から実施設計まで、すべてにおいて設計事務所の色が表れるものです。
したがって、途中から設計を分担し、設計業務を行うこと責任分担があいまいとなる事が多いので、設計を弊社と提携のない他社設計事務所で行う場合は、設計と施工を分離し、施工のみ請負をさせて頂くことは可能です。 -
Q.9
中土居工務店とこれまで提携のない設計事務所の代表の者です。弊社のプランをお見積もり+施工いただくことは可能でしょうか。
設計の内容やスケジュールによりますが、多社見積もりの一社としてでなく、ご検討を頂ける場合には是非ご相談ください。弊社の大切にしている点においても相性などもございますので、一度弊社ページの【大切にしていること】をご確認ください。
弊社では明朗なお見積もりをさせて頂きたいと思っていますので、なるべく実施内容の図書をご提示頂くことをお願いしております。
費用に関するご質問
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Q.1
最大手のブランド企業よりも安い価格で、
デザインや性能が優れる住宅を手がけられる
理由を教えてください。弊社は小さな施工会社で、大規模な展示場や、広告宣伝、営業担当を設けておりません。そのため、ブランド企業では広告に回される費用の多くを質の高い材料費や設計費、自社大工の手間といった建物に実際に使われる要素に使うことが出来るためです。また当社では、仕様やプランを作成するのは営業担当ではなく、一級建築士資格を持つ、デザインにもこだわりのある建築家がお客様を対話を重ねて創り上げていくことが出来るからです。 -
Q.2
予算が厳しいのですが、
中土居工務店の新築住宅の坪単価帯は?価格を面積(坪)で割ったのが坪単価ですが、実は各社によって算定の仕方、内訳もそれぞれです。
弊社は大企業の建売住宅のように、決まった仕様を設けず、一つ一つプランから施工まで個別に住まいづくりに向き合っています。そのため、固定した坪単価提示は行わず、お客様のご予算帯やご要望をもとにご提案をしております。
広さを絞る、仕上げを合板現しにする、設備や間取りを簡易にする等の設計の工夫で、ある程度総額を下げることが出来ます。当社は高いのではと思われ、大手ハウスメーカーに行かれる方も多いですが、大手さんよりは安く、原価率の高い仕事をしています。
まずはご相談ください。ただし、ローコストハウスメーカーが提示するような価格帯では、弊社が得意とする一品生産の住まいづくりが難しく、お力になれない場合がございます。 -
Q.3
設計料はいくらくらい必要ですか?
間取りの変更や設計者によるインテリアのコーディネートが不要な小規模なリフォームや耐震診断については、設計料は頂いておりません。新築や大幅な間取りの変更を伴うリノベーションでは、一貫設計施工の条件のもとで、6~7万円/坪となります。
一般的な設計事務所では、総工費の10~12%、8~10万円/坪の設定が多いですが、弊社では設計施工の強みを生かして、設計料を低く抑えています。 -
Q.4
デザイン性や自然素材にお金をかけず、
こだわりの間取りで性能に特化した住宅が
欲しいです。このような場合はお客様の間取りをもとにして高性能住宅を扱われている他社メーカー様の方が低価格で早くつくられることが多いです。弊社では性能・機能・構造に加え、ハウスメーカーとは一味異なる空間の豊かさに力を入れておりますので、その点をご理解の上、ご相談いただけますと幸いです。 -
Q.5
補助金の申請は
一式お願いすることは可能ですか?可能です。補助金の書類作成および申請費用は、補助金額の 30%を目安に頂いております。
設計に関するご質問
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Q.1
敷地になるべく大きな家を建てたいです。
どう思いますか。広い空間のメリットとデメリットを長い時間軸で検討頂き、有効利用できる広さのバランスを考えて家を作るべきと思います。
例えば、大きな個室は必ずお子様が家を出られたときに空室となります。
また、気積の大きな家は、それだけでお掃除の手間や冷暖房負荷、初期の建設コストがかかります。
敷地目一杯に家を建て、通風や採光が配慮されなければ、どんなに家は広くても外部空間が有効利用されない結果、じめじめと暗い部屋が連なることになります。
ゆったりと大きく作る部分と、コンパクトな部分のメリハリをつけるのはどうでしょう。
個室を小さなブース程度とし、将来は開け放って使える間取りもいいかもしれません。
他にも方法は様々です。本当に必要な広さ、敷地への配置計画を含めてご提案いたします。 -
Q.2
建替えかフルリノベーションで
迷っています。決め手はありますか?リノベーションの場合、既存建物の状態、築年数、活かすべき構造の有無等も重要な判断材料になります。古いものを活かし、新築住宅には無い風合いを付加価値としてご提案することが可能です。断熱性や耐震性も大幅に向上することは可能です。
一方で、新しさや間取りのこだわりを重視される場合は、費用はより多く必要にはなりますが、建替え新築をお勧めします。
最終的にはお客様の価値観と、既存建物の状況が決め手になると思います。弊社ではリノベーションの際の診断も行っております。詳しくは家づくりの流れよりご確 認ください。 -
Q.3
平屋を検討しています平屋も出来ますか、
また平屋は暗くならないですか?平屋住宅は、バリアフリーの観点や庭とつながるお住まいから、利点が多くあります。 一方で、敷地一杯に平屋を建てると、その利点が活かせない事や、ご懸念の採光面でも不利 になる場合があります。そのため、平屋住宅は土地の広さに応じた配置計画、植栽計画、採 光計画が肝です。
弊社では平屋の実績もありますので、お気軽にご相談ください。 -
Q.4
閉鎖的な子供部屋や個室は不要で、
仕切りブース程度でよいです、
また外部とつながる ワンルームのような住まいが希望です。弊社では設計事務所との協働で、通常の建売りプランとは一味も二味も異なる空間づくりが可能です。お気軽にご相談ください。 -
Q.5
街に開いた店舗空間が併設された家が夢なのですが、兼用住宅を手がけられることもありますか?
弊社では設計事務所との協働で、街に開いた兼用住宅、店舗付き住宅なども多く実績がございます。用途地域によって、店舗付き住宅が認められていない場所もございますので、お気軽にご相談ください。 -
Q.6
住宅には
家庭菜園が出来る庭を設けたいです。植えるお野菜にもよりますが、午前中の太陽光が十分に得られないと、うまく育たない場合が多く、建物配置から検討する必要があります。また、作業スペースや外部の倉庫もある程度必要になりますので、設計段階からご相談ください。 -
Q.7
新築住宅の設計~施工~引渡しまでの期間はどれくらい必要ですか?
弊社は小さな工務店ですので、年間棟数を絞り、一貫施工にてご対応しております。その為、大中規模のビルダーさんと比べると、お時間を頂くことになると思います。
土地を既にお持ちで、ご予約待ちが無いことを前提としますと、ヒアリングから現地調査を経て、プランと概算作成までに3~6カ月、その後、詳細見積作成、確認申請に3~5カ月、工事着手からお引き渡しまでに6~8 カ月、トータルで1 年+αをあくまで目安としてください。 -
Q.8
キッチンやお風呂、洗面台等の
メーカー指定はありますか?弊社ではメーカー指定は行っておりません。特殊な海外メーカー等でない限り、お客様のご指定のメーカーでの対応も承っております。 特にご指定が無ければ、弊社の実績のあるメーカー(TakaraStandard,TOTO 等)からご提案をさせて頂くことが多いです。また、メーカー品でなくとも、造作でキッチンを制作することもできます。 -
Q.9
自然素材や手仕事の仕上げを用いるうえで、知っておくべきことはありますか。
自然素材、例えば木材や石材、土を用いた陶磁等は一つとして同じものがありません。色ムラ、柄の不揃い、経年による変化、伸縮による細かな亀裂等が発生しうることを前提に、それらの変化も楽しんでいただく心構えがまずは重要です。
また、自然素材は化学物質で出来た建材よりもお手入れが必要なものがございます。その分、自然素材はお手入れをすることで長く持ち、風合いのある経年変化が楽しめます。これらを踏まえたうえで、素材の風合いを楽しんでいただける方に自然素材の仕上げをお勧めしています。 -
Q.10
まだ相談段階ですが、中土居工務店の手がけたお住まいを見学できますか?
当社は経費を割いて原価率を高めるためにも、モデルルームは常設しておりません。随時完成した住宅の竣工見学会を開催いたしますので、お問合せフォームから竣工見学会のご案内をお申込みください。また、プランニングをお申込みされ、前向きにご検討いただける方は、住まい手様との調整の上、既にお住まいの住宅を見学いただくことは可能です。 -
Q.11
第一種換気や全館空調は対応していますか?
第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行うシステムですが、弊社では基礎断熱を標準としており、MAHBEXの澄家など、基礎断熱を前提とした第一種換気システムの設置事例がございます。全館空調は第一種換気に加え、部屋全室の温湿度を一括でコントロールするため、より高価で大規模な設備が必要となります、設置は可能ですが、更新費用がかさむことから、推奨はしておりません。 -
Q.12
ZEH住宅の設計は可能ですか?
ZEH住宅とはネット・ゼロ・エネルギー住宅の略称ですが、概要としては断熱性を上げ、太陽光パネルを設置することが必要条件となります。弊社では通常の使用でもZEH基準よりも上の断熱性能を標準としており、国の認定するZEHビルダーでもありますので、太陽光パネルの設置費用を追加すれば、ZEHが可能です。補助金制度等もございますので、お気軽にお問合せください。 -
Q.13
パッシブ住宅の設計は可能ですか?
パッシブ住宅はドイツパッシブハウス研究所が規定する省エネルギー住宅で、ZEHよりも厳しい高断熱、熱収支の計算が必要です。
太陽光や風といった自然のエネルギーから、快適な空間を得ることが可能です。
その分、周辺の建物の日影等を考慮した土地の日照状況や地域の気候をもとに計画することが必須となります。
土地条件や費用も関わりますので、まずはご相談ください。 -
Q.14
完成後の対応、住宅保証は行っていますか?
どれだけ確かな技術で建てた家も、どんな建材も必ず経年により変化し、メンテナンスは必要になりますので、弊社ではアフターメンテナンスや、住宅保証を行っております。以下ページより、弊社の保証制度を詳しくご説明しております。
住宅保証ページへ -
Q.15
推奨しない商品や仕様はありますか?
当社では大工や職人の技術を取り入れ、自然素材をベースとし、健康にも良い家創りを行っております。
また、建築士によるデザインを活かすために建売住宅とは差別化を図っています。
自然素材しか使わない等の強い仕様規定はありませんが、家創りのプロとして新築・大規模リノベーション時には特に以下の建材や仕様などは取り入れないようにしています。予めご了承ください。
●健康に関わるもの
・ウレタンフォームの吹付断熱材…EUでは規制対象の有毒なイソシアネートを含むため。
・壁材がクロスしかない家…接着剤に含まれる揮発性の物質の濃度が高まること、クロスは湿気などを吸湿しないことから、壁面の一部は珪藻土(クロス)や漆喰、MOISSなどの調湿作用のある自然素材を用います。
・防虫畳…体にも悪い揮発材をふくむため、和紙パルプのふちなし畳などを用います。
・農薬系白蟻駆除剤…白蟻返しのパッキンを用い、薬剤塗布の場合は人体に無害なホウ酸系の防蟻材を使用します。
・疑似木調シートが使われた建具他…偽物感が伝わり、時間が経つと湿気で板膨れが生じることがあるため。
・昼白色の明るすぎるシーリング照明のリビングへの設置…夜寝る前に強い光を浴びると、覚醒して眠りが浅くなるという研究結果が報告されているため。
●デザインや耐久性にかかわるもの
・疑似木、石、レンガ調のサイディング…シールや凹凸の汚れが目立ち、偽物感がでるため。
・ラウンド形状のスイッチプレート…野暮ったいため。主に角が出たプレートを用います。
・装飾玄関戸やフェンス…見え方が建売住宅のようになり飽きがくるため。
・軒のない家…デザインはモダンだが、直接の雨がかりになり、外壁の耐久性を損ねるため。
・全館空調…大型の空調で家全体をコントロールしますが、メンテナンス費が高く、ダクト内の掃除が難しいため。ご希望の場合は、排気側のみにダクトが生じるMAHBEX社の「澄家 涼暖」をご提案します。
・人工芝…作られた庭、チープな建売の庭っぽい感じになるため、どうしても入れたい場合はTM9という伸びにくい自然芝にします。 -
Q.16
基礎断熱について、断熱性は有利だが、シロアリに弱いということを聞きましたが、シロアリ対策としてはどのようなことが可能でしょうか?
下記の方法を組み合わせることが可能です。
・基礎断熱材は基礎の内側に設ける。
・基礎の底盤と立ち上がりの間に、基礎の止水プレートを埋めて打設し、蟻がはいる隙間をなくす。
・パッキンといわれる基礎と土台の間に設けるものを、白蟻が登れないようにする白蟻返しのパッキンにする。
・土台や柱を白蟻が好まないヒノキにする。
・人体に優しいホウ酸系の防蟻材を塗布する。 -
Q.17
壁内結露の対策はどうお考えでしょうか?
断熱材の室外側には通気層を設け、断熱材の室内側には防湿層を設けます。 通気層は、室内から入った湿気を外へ排出し、万が一雨水などが内部に侵入した場合も外気を通して乾燥させられます。
室内側の防湿層は室内から断熱材の中に湿気が流入し、結露することを防ぎます。
上記は一般的な施工方法で、この方法を適切に施工出来れば、壁内結露はめったに起こらないと考えてもいいです。
設計段階で、更に環境ソフトを用いて具体的な仕上げ材などを数値入力することにより、結露のしにくさを確かめています。 -
Q.18
外壁は左官が一番見た目がよいと思うのですが、メインテナンス性はどうでしょうか?
使う製品にもよりますが、概ねコストのかかるものほど、メンテナンス性は良いと言われています。
バランスを鑑みて一般的な左官仕上げの選択肢であるジョリパットをお勧めしています。ジョリパットは日本の多湿地帯における塗り壁として開発されたものですので、左官仕上げに付きまとうひび割れや汚れが比較的つきづらいものです。メーカーでは10年に1度程度の塗替えを推奨しています。
また、軒を出し、雨がかりを防ぐことは左官仕上げに関わらず、外壁の保全に有効ですので、場所に応じて軒を計画します。 -
Q.19
窓サッシは断熱を考えると樹脂サッシだと思うのですが、アルミ樹脂複合サッシとの差はどの程度でしょうか?
アルミ樹脂複合サッシは、外はアルミ枠、内は樹脂枠が用いられたもので、樹脂サッシよりも若干性能は劣りますが、枠の強度は高い(万が一飛散物等があっても割れない)ので、一長一短です。
LIXIL TWシリーズなど、断熱性能が樹脂サッシに迫るほど高いものもあります。一般的に家全体を樹脂サッシに変更する場合は、20~50万の増額になることが多いです。
意匠的にも、樹脂サッシは野暮ったくなるので、リビング等は、複合サッシや木製制作建具を使うようにしています。