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リビングシアターのある家

  • 造作家具はエアコン収納や、テレビ台を兼ねています。

  • リビングダイニング、午後は東向きの窓から柔らかな光が空間を満たす

  • 垂れ壁などが無い、すっきりとしたキッチンからの眺め

  • 床材と手すりや造作家具の色合いを合わせ、シンプルモダンなインテリアを実現

  • 階高を低く抑えることで、ゆったりとした廻り階段となりました

  • 2階、インナーテラスの出入口

  • インナーテラス、雨の心配なく、西日で洗濯物がよく乾きます

  • 2階の多目的室

  • 大きな窓からの光が登梁を伝って二階にも届きます

  • 子供室

  • リビングの様子をみることができる子供室の小窓

  • 庭先に設けられた小さなロックガーデン

  • 演奏室として活用されている多目的室、気密性が高いため、大音量でも近所からクレームが来ない防音性があります。

  • 開口部の電動シャッターを閉めると、リビングが暗室のように暗くなります。3.6m×2.4mのカーテンにプロジェクターを投影し、空間オーディオを起動すれば、大迫力のシアターに早変わり。

竣工 / 2022年07月

設計者 / 中土居宏紀建築研究所

担当大工 / 佐賀野智也、古井裕貴

所在地 / 大阪府八尾市

延床面積 / 103㎡

建築面積 / 57㎡

敷地面積 / 96㎡

断熱等級 / 5 (UA値=0.50)

耐震等級 / 3(最高等級)

耐風等級 / 2(最高等級)

C値 / 0.20

BELS / ☆☆☆☆☆

掲載誌 / LEE 2024年1月号

大阪の八尾市の2階建ての5人家族のための新築住居です。
敷地が三方塞がりでありながら、どのように1階リビングを明るく開放的にするか、が主題となりました。
通常の規格住宅では、階をまたぐように開口部を設けることが困難ですが、当社の自由設計の強みを活かし、構造計画を入念に行い、梁のない大開口部を1階と2階の中間に設置しました。これにより、プライバシーを保ちつつ、太陽光がふんだんに取り入れられるリビングが実現されています。

開口部の電動シャッターを閉めると、リビングが暗室のように暗くなります。3.6m×2.4mのカーテンにプロジェクターを投影し、空間オーディオを起動すれば、大迫力のシアターに早変わり。
内観は、ダークブラウンを基調とし、ラワン材を用いた造作家具や手すりなど細やかな部分も家具職人、大工さんの手でつくりこまれています。
比較的コストを抑えつつ、高性能とデザイン性を追求した当社の次世代型住居の原型となるお住まいです。