MENU

玉津の家

  • 外観 屋根を葺き替え、杉板の張替や建具の新調した

竣工 / 2023年11月

設計者 / むぎ設計工房

担当大工 / 土岐岳文、中尾優太

所在地 / 大阪府大阪市

延床面積 / 約120㎡

建築面積 / 約70㎡

大正から昭和初期に建てられたであろう2階建て古民家の大規模改修です。
設計は京都の設計事務所、 むぎ設計工房 さん。
歪みや損傷を直すため、一度骨組みの状態にして全体を耐震補強、断熱を強化、間取りを大規模に変更しました。
このお住まいで育ち、古民家の風合い極力活かしたいというお施主様のご要望とその心意気を尊重し、既存の建具、欄間、家具など、可能な限り修繕して再利用しています。
戦後、住宅産業に流入した化学製品を極力省き、杉やヒノキの無垢材、畳、左官壁、磁器タイルなど、日本に昔からある自然由来の素材で内装がつくられています。
古民家改修に精通する大工と職人の手によって、この先も長くお住まい頂けるよう、生まれ変わった現代の民家です。