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工事現場

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ピアノ室のある二階建て新築工事が進行しています。(基礎・建方)

兵庫県某所にて、二階建ての新築工事が進行しています。
閑静な住宅街の角地に、ピアノ室を兼ね備えたお住まい新築工事が進行しています。

 

段差のある敷地、駐車場を設けるため段差を取りはらう必要があります。

お隣さんとの間に擁壁のある敷地は、擁壁の確認申請があれば問題ありませんが、無ければ色々と厄介です。

(奥に見える擁壁は市が正式に造成したもので、当敷地では問題ありませんでした。)

 

昨今では土や石の処分費用も大変高くつくため、どの位置に駐車場を設けるのが最も

掘削量を減らせるか?といった地面との兼ね合いも考えて設計が行われました。

 

型枠は狂いの少ない鋼製型枠を用います。

今回は段差の解消のため、深基礎で対応。擁壁を別に設けるコストを削減しました。

基礎の外周、土の中で見えなくなりますが、この部分にハンチと呼ばれる基礎の骨格を設けます。

土の圧力や地滑りに対抗するためにも、段差のある土地では基礎の設計が要です。

 

基礎が完成すると、基礎の上に柱を据え付けるための土台とよばれる材料を取りつけていきます。

基礎の立上がり、基礎底盤には最高レベルの断熱材を丁寧に敷き詰めていきます。

今回も、基礎パッキンには念を入れて白蟻返しの付いたものを使用させていただきました。

 

建て方の当日は大工さん総出の7人がかりでの仕事です。

現場に持ち込まれた材料をほぼ一日で組み上げていきます。

ハンマーを持つ手にも力が入ります!

 

今回は断熱等級6+(UA値0.39)の高断熱仕様のため、屋根にも分厚いフェノール系断熱材を用います。

垂木とボードの隙間、弱点となる隙間を埋める、ひと手間です。。

今回のお住まいは防音室の仕様となるため、屋根断熱に加え、天井にもグラスウールの断熱材を見込んでいます。

 

軒先の取付、鳶のような仕事をこなす自社大工の土岐さん。

 

工事はまだまだ続きます!