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ピアノのある洋モダンの家

  • 外壁は住宅専用高耐久性のガルバリウム鋼板を用いたシンプルな佇まい

  • 窪みのある玄関ポーチからアクセスします。

  • 玄関ポーチ内のみアクセント壁として「そとん壁」で仕上げました。

  • 玄関からホールをみる。クランクして廊下に入る設計により、プライバシー性を高めています。

  • 玄関を広く確保したうえで、床から天井までの引戸を3枚設けた大容量収納

  • 下足を履き替えずに、収納に手の届く設計

  • ホールからピアノ室、リビングをみる。階段室からの光が廊下をやさしく照らします。

  • 廊下からリビングをみる、冬の陽光が廊下まで光を届けます。

  • 廊下からピアノ室、リビングの両方に入口があり、リビングを介さずにピアノ室にアクセスできる動線計画となっています

  • ピアノ室は天井高3mのゆったりとした空間、グランドピアノが置かれても圧迫感のないよう、西洋の部屋や窓の規模を参考にしています。

  • 戸を開けるとピアノ室とリビングは一体で使用できます。天井高は広々した3m

  • ダイニング側を見る

  • 戸を開くと大容量のリビング収納が現れます

  • モールディングの下まで大きなテラス窓を設け、洋風でありながらモダンにインテリアにまとめあげています

  • 防音のため、木製のガラス引戸が内側に設けられています。引き戸は壁の中に引き込むことが出来ます。

  • 半個室型のキッチン

  • キッチンからは、左手に子供の学習室、右手にリビング、ピアノ室が見渡せます。

  • 中央上部の階段室の小窓はリビングの明かり窓になっています。

  • 蹴上約180mm、踏面255mmの比較的緩やかで登りやすい階段、家の中の様々な景色が階段に設けられた窓を通じて見えてきます。

  • 階段室から個室、南側の高窓からの光で階段室が明るい光で満たされます。

  • 個室から階段室をみる。部屋を連ねた開口部を設けることで、個室を設けながらも、閉塞感のない住空間となっています。

  • 個室に設けられた小窓を開くと、各部屋に視線の抜けがうまれます。

  • 書斎スペースはフレキシブルな可動棚の壁面に。

  • 一階の学習コーナーは、階段の脇に設けられ、キッチンからも目が届く場所にあります。

  • 学習コーナーから廊下側をみると、廊下を介して外まで窓が連なります。階段室からは明るい光が入り、家の中央にありながら、閉塞感を軽減する工夫が凝らされています。

竣工 / 2024年09月

設計者 / 中土居宏紀建築研究所

担当大工 / 古井裕貴

所在地 / 兵庫県

延床面積 / 135㎡

建築面積 / 90㎡

敷地面積 / 200㎡

断熱等級 / 6 (UA値=0.38)

耐震等級 / 3(最高等級)

換気種別 / 第一種換気 (MAHBEX澄家)

C値 / 0.20

BELS / ☆☆☆☆☆☆ (BEI=0.46)

その他 / ZEH+、準防音仕様

閑静な住宅街の角地に立つ、3人住まいのご家族のためのお住まいです。
洋風住宅に造詣の深い奥様のセンスを取り入れつつ、長く住んでも飽きのこない洋モダンスタイルの内装となっています。

防音性を徹底すると閉鎖的になりがちなピアノ室ですが、こちらのお住まいは大きな窓を設け、リビングと一体となる開かれた準防音のピアノ室を目指しました。

家の中央には二階の南面の窓からの太陽光によって明るく照らされた階段室があり、ここが光井戸となって1階の住空間に明かりをもたらします。
とても緩やかな廻り階段を上り下りすると、廊下やリビング、学習室など家の中の様々な部屋の景色が見え隠れします。
寝室や学習室など、閉鎖的になりがちな個室には視線の抜けのある小窓を設けることで、どこにいても家族の気配が感じられる、明るいお住まいとなりました。

(画像等の無断転載はお断りします。)