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平屋住宅の新築工事が進んでいます。(断熱工事・太陽光パネル)
今年8月に着工したZEHの平屋住宅の立替え新築工事が終盤に差し掛かりつつあります。
少し遡りますが、現場の様子をかいつまんでお伝えします。
▼上棟後、基礎断熱の隙間を塞いでいきます。
特に配管との取り合いの箇所などは断熱の弱点になりやすいので、入念に作業をしていきます。
床を貼った後では難しい作業です。
▼ 床を敷設した直後の様子
HEAT 2020 G2グレードの高断熱仕様にしながら、既存のお庭に大きく開いた開口部を計画しました。
平屋の特徴を活かし、お庭や屋根の勾配が生む伸びやかさを住空間に大きく取り入れています。
▼断熱材を充填し、その上から湿気の流入を防ぐ防湿シートを取りつけていきます。
あらゆるコンセントの隙間や、梁の凹凸、換気口…隙間なくシートで塞ぎ、テープ留め。
熟練の大工さんによる地道で丁寧な作業の積み重ねが、結果的に高い気密性に繋がります。
スピーディーに、安く建てなければ売れない建売で気密施工が難しいのは納得がいきます。
▼大開口部の木製建具のための枠加工
木の性質を知り尽くした大工(古井さん)が、美しく、狂いのない細部を創っていきます。
最も強度が必要な部分は、金物に頼らず、大工技術の知恵の集積、木組みが使われました。
昔からの技法ですが、強度も経年にも強く、実用性があるという事です。痺れますね。
▼太陽光パネルの取付の様子
快晴を見計らい太陽光パネルを設置していきます。
屋根に穴を開けずに済むように、屋根材はガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きとしました。
縦ハゼにクリップで太陽光パネルを留めつけていくので安心です。
環境負荷が少なく、かつ、自然エネルギーや敷地環境に呼応した住宅になるのではないかと思います。
残りは外壁、内装工事、完成が楽しみです!
過去の工事の様子は以下よりご覧になれます。