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柏原市にて平屋の工事が進行しています。(気密断熱~仕上工事)

ゆったりとした大阪府柏原市の土地に建つ平屋住宅建て方工事以降の様子です。

今回は長期優良住宅の耐震等級3、断熱等級6の当社標準仕様に加え、2台のインナーガレージを備えています。

コの字型に囲んだ中庭に向けて大きな開口部があるお住まいです。

 

 

 

 

▲ガラスの設置の様子

幅2.7m近くあるガラスを大人5人がかりで設置しました。
今回の建具は非常に大きいサイズのアルミ樹脂複合サッシ、性能は樹脂窓に劣らず、内外の床の高さを揃えることが出来る
TWコンセプトシリーズを採用しています。

 

 

▲EARTH WOOL

リサイクルガラスを主原料にホルムアルデヒドを含まない植物由来バインダー(結合剤)で作られた人と環境にやさしいグラスウールを用いました。
施工の際に触ると通常のグラスウールに比べてチクチクしにくいようです。

 

 

 

▲EARTH WOOL施工の様子

リサイクルガラスでできたグラスウールの為、見た目はグラスウールの一般的な白ではなく、まだらな茶色をしています。
だからと言って性能や住み心地には何の影響もなく、隠れるので問題はありません。

 

 

 

 

 

▲気密施工の様子

断熱材を隙間なく敷詰めた後、気密シートを施工します。配線はきれいに束ね、梁と断熱材の間やコンセントプレート周りもしっかりと気密テープでとめていきます。

 

 

 

▲ステンレス庇の取り付け

外壁には透湿防水シートと通気層を設け、外装材の下地を貼る前に「ステンレス庇」を設けます。ステンレス庇は当社の標準仕様として、雨のかかりやすい窓辺には必ず設けるようにしています。勿論、庇を設けなくても既成サッシは防水性のあるものですが、雨天開閉時のストレスの軽減、水仕舞いの長い耐久性を考えるうえでは必要と考えています。
少しのコストアップですが、耐久性を大きく向上するものは積極的に取り入れます。

 

 

 

▲御幣を天井裏に配置

屋根外張り断熱の場合、必然的に天井裏が少なく・薄くなるので、アールの天井の懐に御幣を仕込みました。
御幣とは工事の安全と家の繁栄を祈願する大切な神具(縁起物)、お客様のご要望によって柔軟に取り付けをさせて頂くようにしています。

 

 

 

▲アール天井施工の様子

キッチンダイニングの天井下地は曲げ加工を施しました。1本1本狂いなく位置を決めて仕込んでいきます。
小さな手間と工夫がそののちの左官工事などにも影響を及ぼすため、見えないところにこそ手間をかけます。

 

 

 

▲ダイニングのタイル施工

こちらは薄く化学製品由来の「クッションフロア」とは異なり、外部でも使え、耐久性も非常に高い「磁器タイル」です。

ダイニングとテラスの床は磁器タイル貼り、一枚一枚、厚みのあるタイルを伸縮目地を確保しながら敷きならべていきます。

施工後、規則的に配置されたクッション材は現代アートのようです。

 

 

 

 

▲気密測定の様子

仕上げを行う前に気密測定を行いました。気密測定の結果はC=0.40、弊社のおおよその平均値です。

大開口部の引き違いサッシが多用されたお住まいの為、隙間が心配でしたが、自社大工さんの丁寧な施工により、十分な数値が出てくれました。

 

 

 

 

▲鏡の施工

リビングは、懐のある屋根空間を大きく広く見せるために三角形の鏡を貼りました。
このような遊び心のある特注の設えを、大きなコストアップもなく仕込んでいけるのが地域工務店の強みかなと思います。

綿密な下地や鏡の位置の計画を合わせて行うことで、自然な広がりを伴う見え方になります。

 

 

 

 

 

▲「スイスウォール」施工の様子

今回は、自然素材輸入商社の株式会社イケダコーポレーションが取り扱う天然スイス漆喰「スイスウォール」を採用させていただきました。スイスアルプスの高純度の石灰石だけを原材料にして、伝統製法で作られるカルシウム純度91%の高品質な漆喰とのことです。

風合いや空間に合わせて着色することも出来、今回はグレートーンの2段階でリビングとダイニングを塗り分けています。当社ではリビングや家の一部を珪藻土・漆喰系の素材にすることで、調湿性や消臭機能のある住まいをご提案しています。ビニルクロスには無い味わいや、実際に現場の空気が新築特有のにおいが抑えられて無臭に、澄んだような気配を帯びることに気づきます。

 

 

 

▲ガルバリウム角波鋼板

外壁は「ガルバリウム角波鋼板」と中庭側は「アートウォール左官」で仕上げました。

当社で用いない、柄の入った石油由来の「窯業系サイディング」とは異なり、素材そのものの表情がある、生の素材です。

外部に暴露することで長い目で見たときに汚れが付着したり、裂け目になる石油由来の「シール」の継ぎ目が生じないのが大きな魅力です。

 

 

 

 

▲足場が外れた後、外構の工事

屋根を低く抑え、角地でも圧迫感の少ない佇まいが姿を現しました。

4月の建方以降、中東の情勢もあり、一時は商品の仕入れなどが間に合うか心配な場面もありましたが、問題なく現場は着々と進んでいます。

 

 

石油製品や輸入材を現代の住宅から完全に排除することは難しいですが、

①石油製品は適所に絞ること

②自然由来の素材 (鉄・硝子・木・左官材etc) を積極的に用いること

③なるべく国産の流通資材を用いること

これらの意識で、近年多発する〇〇ショックに一喜一憂しづらい住まいが生まれ、結果的に、味わい深く質の高い住空間につながるのではないかと考えています。

 

 

最期まで読んで下さり有難うございました。

 

こちらのお住まいは10/10頃に内覧会を予定しております。
ご興味のある方は個別ご案内のメールを送らせて頂きます、ご参加お待ちしております。